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【まじか!】【映画】ターミナル(トム・ハンクス)(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)【感想コメント】

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ロシアのクラコウジアって国からやって来たビクター(トムハンクス)が、
やっとアメリカに入国!ってときに、国で革命が起き
空港に閉じ込められ空港で暮らさなきゃいけなくなる物語です。
ちなみにクラコウジアって国は架空の国で、
ロシアのボルドバ辺りがモデルとのことです。
(トムハンクスのファンレターへの返信より)

■感想コメント
しっかし、最後にアメリア(キャサリン)と結ばれなかったのが、非常に残念(T-T)
確かにアメリアのビクターへの想いは素晴らしいし、
我が身をコネを持つ男に捧げて願いを叶えてあげるのはグッと来るものはあるが、
でも結局サインないし使えないし、もっとやり方あっただろう??と思ってしまった。。

あの、空港管理局の局長はムカついたねー。
ただひたすらに意地悪だったし、クラコウジアの政局が安定しても
ビザを発行しなかったのは、得意の規則違反じゃないんかいっ!?て思うぞ。
なのに最後に空港の外まで追いかけたのに、急に笑って
「もういいんだ」みたいな顔するなよ!何でここで急にいい人ぶる??
など疑問に思うところもいくつかありましたが、
ビクターがカートで小銭をたくさん稼いだり、
いつの間にか建設作業員にまでなって高給取りになるところは、
おおおおお!って興奮しました(^_^)ノ

それにアメリアの美貌は素晴らしかったですね!
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清楚系のキャサリンは初めて見ましたが、ほんとにこういう客室乗務員さんいそうで
より物語を引き立たせてくれてましたね!

時々モヤモヤして、時々興奮と感動をくれる、なかなかの佳作で面白かったです(^∇^)

■ネット上の他のひとの感想

モップを構えるグプタはまるで武士のようだった。
まさか、轢かれて自分の体で止めるんじゃないだろうなと一瞬不安になった。。

英語を話せない人って、アメリカでは人間扱いされないのか?
と思えるくらい、非常に空港職員が不親切だった。

局長が最初は少しは善良なところもある悪役だったのが、最後には小物に成り下がっていたのが解せない
「邪魔ならすぐ逮捕しては?」と部下に提言されるシーンで
「いや、嘘の理由で捕らえたくはない男だ」と答えるシーンでは
なかなかに器量のあるところをうかがわせるのに
「お前を決して空港の外には出さない」などと宣戦布告じみたことし、
ラストでビクターが外に出るシーンでは「逮捕しろ!」とただ息巻くだけの小物に。
ここは最後には寛大な処置をする方が物語が気持ちよくなってたのではないか。

ターミナルは本当にすごい映画です。
エンドロールが流れ始めたときは思わず「えっ!?これで終わり!?」
ってびっくりした後拍子抜けして虚脱感が倦怠感となって全身を襲いました。
それほどまでに空っぽで何もない映画だと思いました。

主人公も、アメリアも、待つことが報われるし、
悪役らしきディクソンも待って待って最後にはちゃんと念願叶って昇進してる。
これは、待つのも悪くないということを描いるように思う。
そういう視点で眺めるとほっこり安心できる。

主人公のくじけずに自分らしく振舞う姿には勇気をもらいます。
自分勝手にしてるように見えますが、それでいいのだと。

随所でターミナルのボスに邪魔されながら、
なんとか生きようとしていく姿に笑いながらも、
どうなるかと楽しみに観れました。

主人公は、優しい心の持ち主であり、空港の多くの職員の心を捉えてゆく。
その経緯は、主人公の置かれている立場を忘れさせてくれる程である。
しかし、主人公がCAのヒロインに告白しても、結局、彼女は前の彼の元へ帰ってゆく。
ヒロインの心のとまどいが、主人公の心を弄んでいるかのようにも感じられ、
映画が終わった後、観る者の心の中に、
冷たいすきま風が吹いているのを感じる。